花模様

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2000/09/23/Sat−24/Sun.


 
 今回、初めての幹事を仰せ使い「秋の一泊ツーリング」と題を打って、9月23,24日という日程で伊豆方面は大室高原へ、宿はプチホテル サンロードにて行われました。     
家族連れ、ペット連れ、船盛り付、温泉付、ビリヤードやり放題、卓球やり放題、ついでにオリンピックサッカー 日本対アメリカ戦、女子マラソンも付けての盛り沢山のツーリングとなりました。
例年秋のツーリングは天気に恵まれない事が多いということでしたが、今年も初日は雨に祟られてしまいました…
 
 また雨なんだ!
 微動だにしなかったセルモータを交換し、バッテリーも新調し、洗車もして準備万端。当日も午前5時前に起き何時降り出してもおかしくない空を見上げ、何とか午前中は持ってもらいたいと祈りながら6時30分過ぎに出発。
保土ヶ谷バイパスに乗り、東名横浜町田まで15分の電光掲示板をちらっと見た後、腕時計に目をやると7時15分。
待ち合わせは海老名S.Aに8時30分だったので「早く着きすぐるかな?」と考えながら走りしばらくすると前方は渋滞。上川井インターより先の16号線はいつも混雑するのできっとそうだろうと思い、東名方向の分岐に入った途端「こっちが大渋滞だ…」
腕時計を見る。7時30分を過ぎた。渋滞情報を聞く。東名下りの秦野あたりで追突事故の放送。「これが原因か?」一向に前に進まない。橋本氏に携帯で連絡をとり状況を説明。
「輝ちゃんはもう着いてると思うよ。」との言葉に焦る。
まったく進まない…何度目かの橋本氏の携帯からの情報で横浜町田インターは交通渋滞緩和の為、入線規制をしているという事であった。
 しかも、悪い事は重なり某隣国の来賓があろうことか熱海へ移動する日に当り、筆者(幹事)は海老名S.Aに待ち合わせの8時30分の30分前には到着する予定でいたのだが、結局、保土ヶ谷バイパスから東名への分岐地点から何と2時間!!を費やしてようやく東名に乗る事ができた。(事前の情報を把握していなかった幹事の不覚)
先に到着していた他のメンバーは幹事がいつまで経っても来ないので、加藤登志男氏と待ち合わせをする次のポイント伊豆スカイラインの亀石峠へ向った。しかし! 幹事を待って足止めを食らっていた為に、先発隊の橋本氏以外は交通規制にはまってしまい小田原厚木道路に乗れず下道でターンパイクを目指す事になってしまった。(タッチの差で橋本氏はセーフであったらしい。)
更に雨も筆者が東名に乗った頃から降り出し、小田原厚木道路に乗った頃には強くはないものの本降りとなりそうな気配であった。
 
先発隊の齋藤氏より先にターンパイクで待っているという連絡があり、小田原厚木道路をパトカーと途中平走し、道を急いだ。
ターンパイク入り口「もう誰もいない。」亀石峠を目指し殆ど誰も走っていないターンパイクを駆け上っていく。この時ばかりは天はわれに味方し頂上までは雨らしい雨には見舞われなかった。
流れるリアタイヤをアクセルと少しのカウンターで制し、普段のツーリングより大量のアドレナリンを分泌して、伊豆スカイラインでは前を行く車のウォータースクリーンにもめげず、白いセンターラインが見えたら少しのチャンスでもパッシングして先に追いつこうとした。
ふとルームミラーで後ろを見る。「うっ!!!」キャメルトロフィーが迫ってくる。勿論普通なら追いつくはずはない。しかしこやつはこっちが前の車に引っかかっている間に追いついてくるのだ。前の車をパッシングする。当然追いついてこない。コーナーを一つ二つクリアする。前に車が居る。しばらくするとまたキャメルトロフィーが追いつてくる。
「こいつどこでどうやって抜いてくるんだ!?」
山伏峠を過ぎた少しのところで、気合の入ったシルビア(型式で呼ぶのかな?)が前方に出現。「ゲッ、遅っ!」ロールケージも組んで、ロウダウンもしているのに…
追いついた場所が良かった。軽く抜いて亀石にGO!どうやら、キャメルトロフィー君はシルビアに引っ掛かって抜けないようだ。長い直線で後ろを見てもヤツは来ない。
ようやく亀石峠に到着。他のメンバーの愛車達が仲良く並んでいる。一人雨に濡れながらセブンを弄っている。(杉浦氏、ワイパーの調子が悪い様だ)その傍らを通り過ぎ、他のメンバーのもとへ遅れた言い訳をしに急ぐ。
しばらくすると大木会長のご家族一行がワゴンにて到着。これで全員が集まった。雨も本降りで到底攻める事もできないので近くの温泉(万天の湯)へ昼食を兼ね英気を養いに向かうという事になった。杉浦氏はまだワイパーを直している。全員が集まる。モータを止めているネジが緩んでいるのだろうという結論。
さすがは大木会長。皆があれこれ言っているうちにすぐに行動。テキパキと直してしまった。(他のみんなは雨に濡れたくなかった??)
桧の風呂で暫しの休息。(天候は更に悪化し、入浴中(露天風呂)に丁度雨脚が強くなり雷雨となった。各自心の中で雨漏りに心配?もうあきらめている?)
風呂上がりにはやはり生ビールで乾杯。ふとカウンターに目を遣ると加藤輝氏が店員になっている!!!(しかも全く違和感が無い)メンバー全員分の生ビールをサーバで注ぐに止まらず他の一般客にもサービスしている。おおっ!かき氷まで作っている。
館内は禁煙なので、昼食時(後)も喫煙者は我慢。杉浦氏は毎度の日本酒を頼んでいた。皆で歓談の最中おもむろに杉浦氏が立つ。部屋の片隅の窓辺まで行って煙草を吸う為に。酒・煙草・車 後はいらない・・・・?窓を少し開けて日本酒を飲りながら煙草を燻らしている。妙に黄昏た感じが初老の男に似合っていた。
昼食も済ませ丁度良い時間となったので宿へ向かいチェックインすることにした。一番大きな部屋に一同集まり部屋割り。夕食は6時からなので各自それまでゆっくり過ごした(人も居た)。
夕食は豪勢な海の幸に一同舌鼓を打つ。途中から日本対アメリカのサッカーが気になりそれ所ではない(人も居た。)?試合は結局延長戦でも決着がつかずPKで中田英が外して惜敗。一同「中田が外して負けたのだから仕方が無い。他のヤツだったら帰ってこられないよな。」等と妙に納得していた。(一体何様?)
ビリヤードと卓球を楽しんだ(熱くなった)後は、いよいよいつもの宴が始まった…夜は更けて行く…明日は雨が上がるという天気予報を信じて就寝。車談義?に花が咲く
翌朝、雨は上がっていた。筆者のヨーロッパはやはり雨漏りにより床はずぶ濡れ。気合を入れ(直し)て車を拭く。やっとのことで戻ると、既にみんなは朝食の席についている。昼食とは思えないほどの質と量。(何人かは我家の夕食より豪華と思っていた?)遅れてみんなの集まっている部屋に戻ると、なにやら盛り上がっている。女子マラソンで高橋尚子がトップで走っていた。結局そのままゴールし金メダル。(ここに書くでもないが)
そうこうしているうちにチェックアウトの時間。大木会長のご家族、橋本氏とご子息はは伊豆でゆっくり過ごしての帰途、加藤登志男氏はお子さんと野球観戦(ナイトゲーム)の為すぐに帰らなければならないので、他のメンバーもそれぞれのルートで帰る事になり宿の玄関先で解散ということになった。(加藤登志男氏のこの日のチケットはなんと4月に入手したものだったのだが、結局ジャイアンツはこの試合で劇的なリーグ優勝を決めた。−前夜はこのチケット(プラチナチケットと加藤登志男氏は言っていた)をダフ屋に売ったらいくらになるのかという話題で盛り上がった。−)
出発の時間には既に路面は殆ど乾き、前日の雨でゴミは綺麗に流されたグッドコンディションの伊豆スカイラインを杉浦氏と筆者は前日の不完全燃焼を解消すべくエクゾースト高らかに響かせ帰途につきました。

以下、今回参加して下さった方々と、当日のルートを紹介します。
大木孝修会長とご家族 齋藤真一氏
加藤登志男副会長 吉田豊人氏
加藤輝久氏 鳥谷和史氏
橋本裕氏とご子息 西川芳男氏(23日のみ)
杉浦直人氏 浅野愼一郎(幹事)でした。

1日目
これにて解散海老名S.A(東名)→(小田原厚木道路)→(箱根ターンパイク)→(伊豆スカイライン)→亀石峠→万天の湯→宿(プチホテル サンロード)
2日目
各自各々のルートで帰途
以上
 
文責:浅野愼一郎


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