花模様

Logo 第四回ツーリングリポート

1999/09/18〜19

赤城山にて

 クラブロータス秋のツーリング第一弾は、9月18・19日に栃木県奥鬼怒温泉郷女夫渕温泉ホテルにて行われました。
 台風17号の影響で、荒天も止む無しと覚悟していましたが、幸い雨らしい雨も降らず、そこそこのコンディションで走りきる事が出来ました。これも一重に会長を始め参加者全員の善行の賜物?と改めて敬服した次第です。

 さて今回のルートは、事前の予告通り、群馬・栃木両県の名だたる峠を軒並み走破するという、関越道沼田I.C.にてかなりの強行軍となりました。東京からでも往復500km。はるばる伊豆から参加の加藤副会長にいたってはなんと往復800kmにも及ぶ長丁場となりました。皆様方には(多少バテ気味ながらも)この無謀とも思われる計画にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。幹事といたしましては唯々感謝の一言でございます。
 初日赤城山を下ったところでちょっとしたハプニングがありました。今回のツーリングで華々しいデビューを果たした加藤輝氏のフェラーリ308GTB4がウォーターポンプの水漏れを起こしたのです。
 しかし、そこはさすがクラブロータス。フェラーリだろうがV8だろうが少しも慌てず騒がず、全員が一致協力し、知恵を絞り、不測の事態を見事に乗り切る事が出来ました。これは単なる親切心を超越した、「何がなんでも全員そろってクラブロータス史上初の混浴露天風呂にはいるのだ!」という親兄弟の情にも匹敵するクラブ員同士の強い絆があればこそ為せた業と、災い転じて私、感動すら覚えました。
 奥日光戦場ヶ原に着いた頃には日も陰り始め、当初の予定からは2時間ほど遅れてしまいました。が、またまた幸運にも近道(奥鬼怒山王林道)が全線舗装済で通行可能とのこと。急遽予定を変更、露天風呂にて遅れを取り戻し、なんとか5時すぎには宿に着くことが出来ました。
 さっそく全員で期待に胸を膨らませて露天風呂へと向かいました。その後の詳細につきましてはここでは割愛させていただきますが(スゴイ!まさに絶句)各自思う存分、或いは其れなりに、堪能いたしました。
 一日の疲れを癒した後は、鹿肉、鴨肉等、山の珍味に舌鼓を打ち(熊鍋も有るそうです)、地酒や持参のワインを酌み交わし、平家落人伝説のあるこの地での宴は深夜まで続きました。

 翌日は、早朝茨城からやってきた松崎氏も加わり一路霧降高原へと向かいました。途中大笹牧場では、絞りたての牛乳やソフトクリームを味わい、家族のためのおみやげも買って解散、帰途につきました。
ホテル前にて大笹牧場にて

 至福のときはあっと言う間に過ぎてしまいました。
 クルマを愛し、人と交わり、その絆をより一層強くした今回のツーリング。
 私にとって生涯忘れる事の出来ない最高の二日間となりました。



 以下、今回参加してくださった方々と、当日のルートをご紹介します。

  大木孝修会長 (エラン)
  加藤輝久氏 (フェラーリ308GTB4)
  森谷敏幸氏 (セブン)
  松崎幸司氏 (RX7)
加藤登志夫副会長 (ジャガーXK8)
杉浦直人氏 (セブン)
小俣修一氏と娘婿氏 (エラン)
幹事 橋本 裕 (ヨーロッパ) でした。


・第一日
東北道羽生PA集合→佐野藤岡IC→R50経由→大間々→赤城山南面(昼食)→山頂経由北面→関越道沼田IC(フェラーリ陸送のため)→片品経由→金精峠→戦場ヶ原→奥鬼怒山王林道→女夫渕温泉ホテル
・第二日
女夫渕温泉ホテル→栗山村経由→大笹牧場(自由解散)→霧降高原道路→霧降の滝(昼食)→日光→足尾経由→大間々→R50経由→東北道佐野藤岡IC→羽生PA(最終解散)

・今回のルートでの注意点
 佐野藤岡ICから大間々に向かうR50はスピードの取り締まりにご注意。自動速度取締り装置を過ぎた直後、移動式オービスによるネズミ捕り有り。先日も友人のセブンとRX7が仲良く50kmオーバーで御用になりました。

 赤城山を走る時はバイクにご注意。土日の特に喜多面は5・6台づつのグループが、前から後からカッ飛んで来ます。車とはスピード差が有りすぎるので(直線では200km以上)気が抜けません。

 金精峠から奥鬼怒山王林道にかけては路面状態がよくありません。特にコーナー手前のブレ―キングポイントで穴凹や段差が目立ちます。ちなみに今回私のヨーロッパ、スタビライザーを強打しブラブラになってしまいました。

 大笹牧場から霧降高原にかけてはその名の通り一年中霧がかかっています。道沿いのパーキングからヒョッコリ出てくるサンデードライバーにご注意。

 尚、言うまでもなく日光鬼怒川方面、行楽シーズンは大変混雑します。特に10月中旬から11月上旬の紅葉シーズンは避けたほうがよろしいかと思います。
以上

文責:橋本 裕

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